施工管理会社の担当は多数の物件を同時に抱えており、現場を管理(監理)するのが難しい状況です。
また現場を管理する担当は新人が担当することが多く、知識や経験が不足しているのも現状です。
また、施工を管理する部署は、
「お客様」→「営業」→「設計」→「施工」(→「下請け業者」)
とお客様からの当初の意図が一番伝わりにくいポジションでもあるのです。
多くの案件をかかえ、納期に追われ、お客様の意見もストレートに伝わってこない現場の担当が、きっちり管理(監理)する事が難しい状況は住宅業界では不思議ではなく、日常当然の事になってしまっています。
施工が完了し、忙しい中充実した検査が出来ず、お引渡しとなってしまうと、お引渡し時、または定期点検の際にお客様から、
「ここを直してほしい」
とのご依頼を頂くことがよくあるとお話を伺っております。
お客様としても、引渡しが終わったあとに依頼するのは気がひけるものですし、依頼を受ける会社としても、スケジュールを調整し施工し直すのは、人も時間もかかってしまいます。
高いお金を払って家を建てたお客様としても、スタッフや資材を使い施工した会社としても、後の印象が思わしくない結果となってしまっては、せっかくの関係が後味の悪いものになってしまいます。
当社では、日本で初めて書類だけの検査ではなく、本当の奥様の目線からの調査を行いました。
住宅に住み、毎日一番良く「家」を感じる事が出来るのは、旦那様ではなく奥様なのです。
会社を立上げ、住宅の検査をする際に、自分の嫁・従業員の嫁・友人の嫁に現場に同行してもらい、徹底的にチェックを行ってもらいました。
その「目線」は、建築業界で何年検査を経験するよりも、はるかに厳しい「目線」でした。
当初はその「質」の違いに毎回驚かされておりましたが、細かい部分も毎回蓄積していくことで、今となってはかけがえの無い当社の宝物となりました。
おかげさまで、今ではそのノウハウを元に、担当1名あたり年間600件の完成検査を実施させて頂いております。
また、そのような厳しい「目線」での当社の完成検査は、元請会社様はもちろんの事、下請け会社様からも、後々の手直しが無くて良いと好評を頂いております。
当然ながら、そのようなクレームが来ないという事は、お施主様が納得して頂き、しっかりした住宅に住んで頂ける点で、当社の何よりの喜びです。
事実、住宅会社様から検査のご依頼があり、現在までの発展があったと考えております。
お客様へ良い住宅をお引渡しするお手伝い。それが当社の使命であり、それをまっとうする事で、建築会社様からも喜ばれ、その先のお施主様からも喜ばれる。
これからもこのお喜びのサイクルを少しでも広めるために
Life Tapは日夜頑張って参ります。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
引き続き、当社ホームページもごゆっくりお楽しみください。
株式会社Life Tap 代表取締役
林 真一